どきどきわくわく研究室旅行in群馬~3日目~

 3日目の記事はおっくんが担当します。

 研究室旅行も気づけば3日目に突入していました。
 前日の飲み会の時に、次の日は朝風呂に入るぞと意気込んでいましたので、朝5:00頃には目が覚めてしまっていました。朝風呂は朝5:30からでしたので、うとうとしながらその時間を待っていると、ちょうど5:30にYSD先輩の迫力満点の目覚ましが鳴り響きました!!020.gifこれに寝ていた数名も一瞬ピクリと動きます、が、zzz・・・。




 ともあれ、この時既に起きていたNSWK君とともに、朝風呂に向かいました。窓越しに見える利根川が最高でしたね。
 朝風呂の後、朝ご飯まではまだまだ1時間くらいありましたので、NSWK君は旅館の展望台へ、僕は外へ散歩に出かけました。
 散歩に出てすぐ、お世話になっているバスが駐車場に停めてあるのを発見しましたので、外観をパシャリ!
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そして、旅館の「たちばなの郷城山」を外から見てみようと思い、城山を下り、町へ行きました。そこから見た城山がこちら↓
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 残念ながら、旅館は隠れて見えません・・・。

 さて、朝のひと時も終わり、いよいよ朝食です!
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 豪華な朝食で、朝から幸せな気分になれました。
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 朝からええもん食えると元気がでますね。

 今日の予定は午前にかみつけの里と上野国分寺跡、午後に矢瀬遺跡(と、できれば月夜野郷土歴史資料館)。

かみつけの里博物館・保渡田古墳群
 かみつけの里博物館と保渡田古墳群は初登場、nneがお伝えします。お城専門家のTKMくんにならって私もちょっとだけブログ係をお手伝いです。
 まず、かみつけの里博物館が開館するまでの時間に、八幡塚古墳を見学します。この古墳は、3基の前方後円墳からなる古墳群のうち、2番目に築かれました。
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築造当時の姿に復元されているため、古墳に登ることができます。みんなでぞろぞろと登っていきます。
墳長からの眺めは良く、向こうの方に二子山古墳(1番目に築造)と、
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薬師塚古墳らしき高まりを見ることができました。
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埴輪さんたちも並んでました。儀式や宴会、狩猟の様子などが表されています。
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 その後、隣接するかみつけの里博物館に向かいます。学芸員の方にお話をしていただき、さらにバックヤードまで見せていただくという貴重な経験ができました。ありがとうございます!!展示室では、埴輪や飾履、保渡田古墳群で出土した馬具など榛名山東南麓で出土した品々を見ることができました。時間があったらまだまだ居れそうでしたが、次の遺跡目指して出発します。また機会があったらぜひ来たいですね!
以上nneがお送りしました~


上野国分寺跡
 上野国分寺跡の駐車場に着き、史跡公園に向かう際に国分寺橋(こくぶのてらはし)という橋を渡りました。
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 自分は旅行後の今になって、この橋を「こくぶのてらはし」と読むことに気づきました・・・。007.gif「こくぶんじばし」とか読んじゃ駄目ですよ。この橋がかかっていた川の名前は”染谷川(そめやがわ)”。
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 この川は、群馬の古代遺跡について勉強していた際に度々出てきていましたので、本物を見れて良かったと思います。古代の祭祀遺物が出土している西島遺跡群新保地区もこの川沿いに位置しています。
 国分寺橋を渡り、まず、ガイダンス施設に向かいました。ここでは10分程度のビデオを見せていただき、国分寺跡の出土遺物を見学しました。TDさんが遺跡紹介パンフレットで載せた軒瓦や文字瓦をはじめ、金属製品も展示してあり、良かったのではないでしょうか。
 史跡公園は、国分寺の南辺築垣、七重塔基壇、金堂基壇が復元してありました。
南辺築垣↓
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塔基壇↓
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金堂基壇↓
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 築垣は古代と同じく版築工法で復元されています。ガイダンス施設を出た後、塔基壇前でTDさんが上野国分寺の発表をしました。
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 国分寺は現在、一部発掘調査中なのですが、行ったときは祝日だったため残念ながら作業現場を見ることはかないませんでした。

 国分寺周辺には国分尼寺や、山王廃寺といった重要な寺院が位置するとともに、確定はされていませんがこのあたりに上野国府があったであろうと推測されており、古代上野において重要な地域であったことを改めて実感できました。

上野国分寺後042.gif
 なんせ、詰め詰めの日程やったため、今の今までお土産を買う機会がなかったんですね・・・。っちゅうことで、バスの運転手さんとの話し合いの結果、昼飯に行く前に、赤城高原サービスエリアに寄ることに。

 赤城高原サービスエリアは群馬の土産だけでなく、東京の土産も数多く揃えています。群馬に来たのに、東京土産に目が行ってしまう人も何人かいました。30分という限られた時間でしたが、みんなちゃんとお土産を買うことはできたでしょうか?045.gif046.gif
 赤城高原サービスエリアから見える景色はとてもきれいでしたよ。
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 そして、いよいよ、本日の昼食会場である、月夜野びーどろパークへ!!
 ここでは、おそばか、おうどんか・・・。
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 予め各自決めておいた方を食べました。あっさりとしたもので、のどを通りやすく、良かったです。
 びーどろパークには沢山のガラス製品があって、売り物の中には、十数万円する高級なものも!!近づくのも恐れ多い感じでした042.gif。外のスロープや階段の手すりにはガラスでできたかわいいもんがいっぱい飾ってありました!
ワンちゃん↓
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あひる?にわとり?ひよこ?白鳥?What's this?
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 この場で、2年生のKTOKさんとまっきーが、”パン”と”きのこ”について熱く語っていましたが、話が高レベル過ぎて、自分には理解できませんでした・・・。興味ある方は、聞いてみるといいと思います。

矢瀬遺跡
 予定では、この後、矢瀬遺跡のある矢瀬親水公園に1時間半をかけるつもりだったのですが、今日の朝、宿にて、見学にそんな長くはかからないことが発覚し、月夜野郷土歴史資料館に行こうと、YNMが電話などしていろいろ調べてくれていました。感謝です。
 しかし、月夜野郷土歴史資料館は日曜日しか開館していないことがわかり、残念ながら行けませんでした。矢瀬遺跡の出土遺物がそこにあるということでしたので、ショックですが、仕方ないですね。興味ある人は、時間あるときに個人的に行ってみましょう!!009.gif
 そして、昼食後の矢瀬遺跡ですが、入り口が竪穴住居になっている非常にユニークな地下道を通って駐車場から公園に向かいます。
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 地下道の両脇には縄文土器のレプリカが沢山あって、土器にドキドキ!っていう感じでした。
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 矢瀬遺跡は縄文時代後晩期の祭祀関係の遺跡です。
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 国指定史跡になっており、四隅袖付炉という特徴的な遺構が見つかっています。
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 この炉は遺構露出保護展示がなされており、興味深いものでしたが、その用途は不明とのことです・・・。
 ここでは、KTOKさんの発表がありました。
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 矢瀬遺跡で、今回の研究室旅行の全行程が終了し、富山に帰りました。

 この研究室旅行で、かわいい2年生の後輩達の新たな側面を見れたような気がします。まわりを圧倒するほど、バスの中で大胆に眠るSNDuーとYMNK君。スヌーピーとミッキーマウスのTシャツを大事そうに丁寧にたたむ、おちゃめなまっきーに、”パン”と”きのこ”が云々かんぬんと元気よく、にこにこしゃべるKTOKさん。ジェンガに夢中になるTDさんに、どんな状況下でもマイペースを崩さないUENさん。みんな、かわいいですね。001.gif

 YNMから”名言を!”という、むちゃぶりがきちゃいましたので・・・。
 自分が今、世界遺産のアンコール遺跡群について勉強していまして、今年世界遺産に登録された富岡製糸場を訪れたこともあり、最後にその関連でちょこっと記しておきたいと思います。
 ユネスコ憲章の前文にはたぶん、みなさん一度は聞いたことがあるかと思います、有名な一節があります。「戦争は人の心の中で生まれるものだから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」。ユネスコのこの理念は世界遺産条約などに投影されています。
 ”世界遺産登録!”ということで、結構な大騒ぎになりますが、「なんで世界遺産が登録されるのか?」ということを考えてみたことがある人はそう多くはないんやないかなと思います。世界遺産として、人類共通の遺産として登録することで、異文化に生きる人達が互いの文化を知り、価値を認め合うことで、平和の砦を築く。そういった思いがあります。
 富岡製糸場と絹産業遺産群が、訪れた研究室のみんなを含む人々の心の中に平和の砦を築くことができることを祈って、2014年研究室旅行in群馬のブログをしめさせて頂きたいと思います。045.gif

byおっくん、NNE嬢(かみつけの里博物館・保渡田古墳群)
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by tomidaikouko | 2014-07-23 11:09 | 研究室の日々 | Comments(0)