考古学実習・自主勉強会
こんにちはがーもです
今回の2年生の実習では、2グループに分かれて
等高線をとっていました。
斜度が急な場所なので、バカボウをもっている人は大変そうでした
隣では、等高線と平行して一人ずつトランシットを立てて、
角度を測る練習のために正八角形をつくっていました。
なかなか立てるのが難しいのでみんな苦戦してました。
授業の後も、2年生はみんなで立て方の練習をしたそうです!
続きまして、
自主勉強会の報告です。
今回の発表はSTU君
テーマは「鳥浜貝塚の動物遺存体の研究史‐ニホンジカ・イノシシを中心として‐」
去年の研究室旅行で行った福井県にある鳥浜貝塚から出土した骨の資料を
元に行われている研究とその成果をまとめた発表でした。
動物の骨からは、動物の年齢(狩猟されたときの年齢)や、狩猟された季節など
さまざまなことが分かるそうです。
それらのデータをもとに、研究ではニホンジカの狩猟時期が冬ではなく秋である可能性が
高いことや、イノシシが家畜化されていた可能性があることなどが分かっているそうです。
鳥浜貝塚は有機物の資料が多く残され、縄文時代の人々の生活を研究する上で
重要な遺跡だということを再認識しました。
また、鳥浜貝塚行きたいですね!!
byがーも
by tomidaikouko | 2016-06-29 11:55 | 研究室の日々